台風一過、と言うところでしょうか。
2日の北海道、大嵐が吹き荒れました。悲しいことに、その犠牲となられた方も居らっしゃいます。
本当に、自然の力、猛威を改めて感じさせられます。
3月を迎えたとは云え、北海道の冬はまだ終わりでは有りません。
暖気が来て雪解けが進むと、それはそれで災害ももたらすものです。
屋根からの落雪や、雪崩、更には急激な気温上昇に伴う、雪解け水の被害なども。
先日、由仁町で見かけた様子。道路に流れる雪解け水が、畑の雪面に泥流となって溢れていました。
純白の畑に見たこの異様なコントラストは、あの津波を思い出してしまった。
自然の脅威というものは、敢えてその懐に飛び込む行為の中では、あらゆることを予想出来るもの。
しかし、人工物の中で暮らす私たちは、自身が造り出した「モノ」が原因となって
自然がもたらす現象を、とてつもなく大きな力に替えてしまう事に、普段の生活の中では気付いていない。
その環境が安全だと思い込まされている。
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